【ANSELL EDGE】液体の浸透を防ぐ！撥油性を持った作業用&耐切創手袋

2023.12.25

今回紹介する二品

作業をするときには必ずハメる手袋。
用途やサイズ、デザイン、機能などによって星の数ほど種類があります。

作業に応じて適切な手袋を選ぶことが、仕事や作業の効率化に繋がります。
自分の作業や感覚に合った手袋、使えていますか？

本記事では多くの人が直面しているであろう問題、「浸透」に特化した手袋を紹介していきます！

油にまみれた作業は多い

ニトリルの使い捨て手袋では弱すぎる・・しかし通常の背抜き手袋では布面からの液体の侵入が困る。
そんな需要は多いです。

そこで本記事では世界的手袋メーカー「ＡＮＳＥＬＬ」からそんな需要にピッタリな手袋を２つご紹介します！

ニトリル背抜手袋　エッジ　４８－９１９

この４８−９１９は、耐切創は謳っていないもののAレベルの耐切創性能をもち
ニトリルの手のひらは二重コーティングで油に強く、粗面加工されているため、油が付いた部品や工具をしっかりと掴むことができます。

そして何よりも手の甲の部分も含めてニトリルフルコーティングされているため、油などの産業用液体との接触から手を保護します。

■仕様

EN388:2016規格：4121A
厚さ(mm)：1.35
ゲージ数：13
全長(cm)：22.0～27.0

ちゃんと守られているのか実験します！

いい天気の下で実験

実際にどれくらい液体が染みてこないのかを、油にまみれた現場はないので今回は墨汁を使って実験してみたいと思います！

今回使う墨汁はコチラ！

墨汁の中に手袋を着けた状態で手を入れてみます。

30秒くらい漬けてみました。

取り出すと手袋は真っ黒。

でも手袋を外してみると・・

ドジャアア～～ン

全く汚れが付きませんでした！

「浸透しない」「油の付着したものへのグリップ力が強い」

ということで
油や潤滑剤などを扱う小型、中型の部品などを使用する作業者の方にピッタリです。

ちなみに

手袋を着けてない状態でこの墨汁に手を突っ込むと・・

これで汚れなかったら証明にならない・・

しっかり汚れてくれました

ウギャー！

この後めちゃくちゃ手を洗いました。

耐切創手袋　エッジ　４８－９２９

美しい黒光り

もう一つ紹介するANSELLの手袋は耐切創手袋　エッジ　４８－９２９です。

こちらは先ほどの48-919の兄弟のような存在ですが、こちらは耐切創手袋です。
EN388:2016規格で耐切創レベルC　となり、こちらも手のひらがニトリルで二重コーティングされているので油の付着した掴みづらい部品などを掴みやすいです。

ゲージ数も１３なので、着け心地も他の手袋と変わらずバッチシです。

耐切創がCの上に、撥油性があるため用途としては

・航空宇宙、自動車関連。
・部品の組み立て。
・機械加工/スタンピング/切断。
・金属加工。
・鋭利な物体の取り扱い。
・ガラス製造。

と多くの産業を網羅しています。

■仕様

EN388:2016規格：耐摩耗レベル4、耐切創レベルX、耐引裂レベル4、耐突刺レベル3、EN ISO耐切創レベルC
色：ブラック
厚さ(mm)：1.75
ゲージ数：13
全長(cm)：22.0～27.0
EN388 2016規格：4X43C
すべり止め：ニトリルゴム