【ベータ社】モータースポーツを支える、イタリアンな工具メーカーの紹介!
2023.12.22
レビューイタリアとモータースポーツ
自動車のフェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、自動二輪ではドゥカティ、アプリリア、モト・グッツィ。
モータースポーツに興味が無くても、一つは聞いた事がある人が多いのではないでしょうか?
これらスーパーカー、モーターバイクメーカーとして、その速さにおいて最高峰との呼び声も高く、全てがイタリアに本社を構えています。
モータースポーツに興味が無くても、一つは聞いた事がある人が多いのではないでしょうか?
これらスーパーカー、モーターバイクメーカーとして、その速さにおいて最高峰との呼び声も高く、全てがイタリアに本社を構えています。
イタリアのスーパーカーと聞けばフェラーリを想像する人が多いでしょう。
それもそのはず、自動車レースの最高峰であるF1(フォーミュラ1)ではマシンの製造としての「コンストラクターズチャンピオン」で、2位のマクラーレンにほぼダブルスコアを付け、16勝(1958-2021)と圧倒的な差でチャンピオンに輝いています。
また、エンジン部門でもフェラーリは、優勝したレースの回数で1位に輝いています。
それもそのはず、自動車レースの最高峰であるF1(フォーミュラ1)ではマシンの製造としての「コンストラクターズチャンピオン」で、2位のマクラーレンにほぼダブルスコアを付け、16勝(1958-2021)と圧倒的な差でチャンピオンに輝いています。
また、エンジン部門でもフェラーリは、優勝したレースの回数で1位に輝いています。
今回の記事は、そんなフェラーリ・レーシングチームを公式スポンサーとして支えた歴史もある、イタリア最大の工具メーカー・Beta社(ベータ)について触れていきます。
この記事をご覧頂ければ、イタリアとモータースポーツの関係に加え、イタリアを代表するBeta社(ベータ)について詳しく知ることができます。
この記事をご覧頂ければ、イタリアとモータースポーツの関係に加え、イタリアを代表するBeta社(ベータ)について詳しく知ることができます。
イタリア人の気質
陽気で明るいイメージが強いイタリア人ですが、愛情(アモーレ)や感情も豊かで、決めたゴールに向かって最大限の情熱を捧げることも、イタリア人の特長として表されることがあります。
イタリアはローマ教皇のおひざ元であり、篤信のカトリック教徒が大多数を占め、「これ」と決めたら最後まで貫く気質があるようです。
モーターレースで例えると、全員で「勝つ」ことをゴールにしたら、最大限の情熱をその目標に捧げられるということなのでしょう。
イタリアはローマ教皇のおひざ元であり、篤信のカトリック教徒が大多数を占め、「これ」と決めたら最後まで貫く気質があるようです。
モーターレースで例えると、全員で「勝つ」ことをゴールにしたら、最大限の情熱をその目標に捧げられるということなのでしょう。
フェラーリ社の公式HPを見て頂ければ納得できます。
「Born of the spirit of racing, Ferrari・・・」レースの精神から生まれたフェラーリは・・・と始まっており
モーターレースを強く意識し、とにかく早い車を作ることに情熱を持っています。万人受けする大衆車やファミリーカーを作ることには興味がなく、実際に作られた車やレース結果からも「なるほど!」と感じられます。
「Born of the spirit of racing, Ferrari・・・」レースの精神から生まれたフェラーリは・・・と始まっており
モーターレースを強く意識し、とにかく早い車を作ることに情熱を持っています。万人受けする大衆車やファミリーカーを作ることには興味がなく、実際に作られた車やレース結果からも「なるほど!」と感じられます。
イタリア人の多くはゴールに向かって情熱を捧げ、自分がこだわりを持ったことをやり抜く気質が根付いています。
これらの理由からしても、イタリアには大衆車とは一味違った、魅力溢れる「スーパーカー」が多く存在することに納得できます。
これらの理由からしても、イタリアには大衆車とは一味違った、魅力溢れる「スーパーカー」が多く存在することに納得できます。
情熱的なイタリアンツール
スーパーカーやモータースポーツ業界を長きに渡り、スポンサーとして支える工具メーカーが、今回紹介するBeta社(ベータ)になります。
創業は1923年に遡り、約100年前にイタリア北部のSovico(ソヴィーコ)にて誕生しました。
創業当時の様子
金属加工の鍛冶屋として歴史を歩みだす。
創業から、高品質な工具を作ることに情熱を捧げ続け、世界中のメカニックに好まれるイタリア最大の工具メーカーまで上り詰めました。
50年もの間モータースポーツを支え、F1(フォーミュラ1)ではFerrari(フェラーリ)、Jordan(ジョーダン)、McLaren(マクラーレン)やMinardi(ミナルディ)などの公式スポンサーを務めた歴史があります。MotoGPではモンスターエナジー・ヤマハ、スズキ・エクスター、LCRホンダやドゥカティ・レノボなど、合計10社のテクニカルサポーターを務めております。
50年もの間モータースポーツを支え、F1(フォーミュラ1)ではFerrari(フェラーリ)、Jordan(ジョーダン)、McLaren(マクラーレン)やMinardi(ミナルディ)などの公式スポンサーを務めた歴史があります。MotoGPではモンスターエナジー・ヤマハ、スズキ・エクスター、LCRホンダやドゥカティ・レノボなど、合計10社のテクニカルサポーターを務めております。
過酷なレース現場において、プロのメカニック達を支える工具を作り続けているメーカーです。
また、メカニックたちとコミュニケーションを取りながら、新製品の開発にも生かしているため、現場の声が詰まった製品が多いのもベータの強みです。
また、メカニックたちとコミュニケーションを取りながら、新製品の開発にも生かしているため、現場の声が詰まった製品が多いのもベータの強みです。
MotoGP2021年世界チャンピオンであるF・クァルタラロ選手がBeta社のアンバサダーに就任(2022年)
一流メカニックたちが使うイタリアン工具を、当社では2022年から取り扱いを開始しております!
品質への情熱を持って作られ、イタリアンデザインがおしゃれな工具たちに、多くのメカニックが心を躍らせることでしょう。
品質への情熱を持って作られ、イタリアンデザインがおしゃれな工具たちに、多くのメカニックが心を躍らせることでしょう。
ここまで読んで頂き、Beta社(ベータ)が気になる方はぜひ逸品紹介も引き続きご覧ください。
ここからは、Beta社(ベータ)を代表する逸品工具を紹介致します。
こんなメカニックの方々必見です。
・イタリア製で見た目もかっこよく、おしゃれな工具を使いたい!
・世界中のプロメカニックが愛する工具を使ってみたい!
・他のメカニックとは違った工具を使いたい!
ここからは、Beta社(ベータ)を代表する逸品工具を紹介致します。
こんなメカニックの方々必見です。
・イタリア製で見た目もかっこよく、おしゃれな工具を使いたい!
・世界中のプロメカニックが愛する工具を使ってみたい!
・他のメカニックとは違った工具を使いたい!
Beta社(ベータ)の逸品紹介!!
① T型ハンドル六角棒レンチ “96Tシリーズ”
バイク、自転車メンテナンスにピッタリ!
軸表面は鏡面を帯びた綺麗な仕上がりで、グリップも目を引く鮮やかなオレンジ色がおしゃれで握るたびに気分が上がりそうです。
グリップ付きのため握りやすく長軸側で狭い奥まったスペースへのアプローチが可能です。
長軸側でもトルクをかけながら作業することができます。
軸部は1本もののモリブデンバナジウム鋼を使用しており、丈夫で安定感のあるネジ回しが可能です。
L型レンチにグリップを搭載した形状です。(下記写真参考)
軸表面は鏡面を帯びた綺麗な仕上がりで、グリップも目を引く鮮やかなオレンジ色がおしゃれで握るたびに気分が上がりそうです。
グリップ付きのため握りやすく長軸側で狭い奥まったスペースへのアプローチが可能です。
長軸側でもトルクをかけながら作業することができます。
軸部は1本もののモリブデンバナジウム鋼を使用しており、丈夫で安定感のあるネジ回しが可能です。
L型レンチにグリップを搭載した形状です。(下記写真参考)
Beta社の本社訪問時に、強さの秘密を教えて貰いました!
なるほど、人気のわけが分かります!
取り扱い先端サイズ(mm):2.0、2.5、3.0、4.0、5.0、6.0、8.0、10.0
当社では上記の単品サイズに加え、セット品(6本、8本)も取り扱っております。
当社では上記の単品サイズに加え、セット品(6本、8本)も取り扱っております。
② 折りたたみ式ツールトロリー “C27S”
これぞベータの代名詞!ツールトロリーの紹介です。
天板含めて4段式になっており、最大の特長は折りたためてコンパクトになることです。
通常のツールトロリーとして使用している際は高さ995mmですが、折りたたむと高さ570mmまでコンパクトになります。
天板含めて4段式になっており、最大の特長は折りたためてコンパクトになることです。
通常のツールトロリーとして使用している際は高さ995mmですが、折りたたむと高さ570mmまでコンパクトになります。
折りたたんだ状態で車や商用バンに収納できます。
使わない時は小さく折りたたんで作業スペースがスッキリします。
バイクや自転車のメンテナンスを良くするが、ガレージや作業場スペースに限りがある方にお勧めです!
2段目と3段目の引き出しは押し引きの両側にスライドさせる事ができ、工具をシェアしながら複数人で作業する場合に使いやすいです。
引き出しにはボールベアリング付レールがついており、スライドもスムーズに行えます。
使わない時は小さく折りたたんで作業スペースがスッキリします。
バイクや自転車のメンテナンスを良くするが、ガレージや作業場スペースに限りがある方にお勧めです!
2段目と3段目の引き出しは押し引きの両側にスライドさせる事ができ、工具をシェアしながら複数人で作業する場合に使いやすいです。
引き出しにはボールベアリング付レールがついており、スライドもスムーズに行えます。
Beta社(ベータ)のコーポレートカラーであるオレンジに加えて、落ち着いていてカッコ良いグレーカラーもご用意しております。
③ ラチェットハンドル
知られざる逸品。ラチェットハンドル!
最大の特長は正逆回転の切り替えを、ヘッド後部にある黒いボタンのスライドによって行える点です。
小さなレバータイプのラチェットハンドルより操作がシンプルで、手袋などを着用した手でも簡単に切り替えできます。また、作業中に意図せず切り替わってしまう心配もスライド式ならございません。
最大の特長は正逆回転の切り替えを、ヘッド後部にある黒いボタンのスライドによって行える点です。
小さなレバータイプのラチェットハンドルより操作がシンプルで、手袋などを着用した手でも簡単に切り替えできます。また、作業中に意図せず切り替わってしまう心配もスライド式ならございません。
おしゃれなハンドル部分は綺麗な丸みを帯びており握りやすく、長時間の使用でも疲れを感じにくい形状になっています。
また、グリップ表面が凸凹形状になっています。
力をいれながらしっかりとグリップできるので、油などが付着した手でも滑りにくいよう工夫されています。
グリップ付きハンドルは鉄製ハンドルに比べて外気温の影響も受けにくく、真冬や真夏での環境下でもコーティングされたグリップが作業者の手を守ってくれます。
また、グリップ表面が凸凹形状になっています。
力をいれながらしっかりとグリップできるので、油などが付着した手でも滑りにくいよう工夫されています。
グリップ付きハンドルは鉄製ハンドルに比べて外気温の影響も受けにくく、真冬や真夏での環境下でもコーティングされたグリップが作業者の手を守ってくれます。
最後になりますがヘッド部の形状についてです。国内でよく見かける小判型と違い、丸い形になっており若干ですが小型ヘッドです。少ない干渉で奥まった狭い場所でラチェットを使う機会が多いプロメカニックの皆様にお勧めです!
取り扱い差込角凸寸法(mm):6.35、9.5、12.7
取り扱い差込角凸寸法(mm):6.35、9.5、12.7
Beta社を代表する逸品を3種類紹介致しました。どれも工具好きを唸らせる、イタリアンなデザインがおしゃれな逸品ばかりです。世界中のメカニックが愛する工具達をぜひ手に取って使ってみて下さい。
紹介しきれなかった、そのほかBeta社(ベータ)の商品は下記リンクからご参考下さい。
紹介しきれなかった、そのほかBeta社(ベータ)の商品は下記リンクからご参考下さい。
◆お問い合わせフォーム
法人のお客様は、お取引のある工具販売店へお尋ねください。
ご不明な点は、下記「お問い合わせフォーム」より問い合わせください。
Beta社取り扱い商品について、こんなサイズが欲しい!この商品が欲しい!などご要望もお待ちしております。
ご不明な点は、下記「お問い合わせフォーム」より問い合わせください。
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記事について
この記事はBeta社のイタリア本社に訪問する機会を頂き、対談した内容を元に作成しております。
イタリア本社には実際に活躍したモータースポーツの数々が展示されておりました。
この記事を書いた人
トラスコ中山 海外調達課
世界30か国以上からのプロツールを開拓・調達しています。