【wera】狭いスペースでのボルト締め作業に、ドイツWera社の新型Joker！

2023.12.25

みなさんお仕事や、DIYで狭い場所のボルト締め作業に苦労された経験があるかと思います。ちょっとした作業でボルトにスパナを引っかけて回すだけなのに、回せる角度が限られていて何回もスパナを外して少し回してまた外して…を繰り返す作業が発生したり。また作業現場の点検やメンテナンス作業でボルトが非常に狭い隙間にあることによって最悪の場合通常のスパナでは回せなかったり…。そんな時に活躍するのか今回ご紹介する商品です！

Ｗｅｒａ　６００４　自動調整モンキーレンチ“Ｊｏｋｅｒ”　

この「6004シリーズ」ものすごく多機能でWera社の特許技術や、使いやすくするためのこだわりが詰まっていますので是非最後までご覧ください。では早速この製品が持つ機能からお見せしていきます。

特許技術１：自動調整口開き機能

まず初めにこの「6004シリーズ」、親指でヘッドをくいっと押すだけで対象ボルトに合わせて口が開きます。そして親指を離すと自動的に口を閉じるので対象物をワンタッチで掴むことができます。モンキーレンチのウォーム（くるくると回すところ）を回して対象物を掴むのに比べて圧倒的に簡単です！

特許技術２：アゴの溝

そしてこの「6004シリーズ」、名前の通りラチェット機能付きなのですが、このアゴの溝は何でしょうか。このちょっとした溝ですが、なんとこれがWera社の特許技術です！分かりやすいように溝を使わずにボルト締めしたパターンと、溝を使ってボルト締めしたパターンの２種類の動画をご覧ください。

溝がなかった場合・・・

溝を使わない場合のハンドルの振り角は60°

溝があることによって・・・

溝を使った場合のハンドルの振り角は30°

お分かりいただけましたか？通常のレンチでの六角ボルトを回す場合ハンドルの振り角度が最低でも60°必要です。しかしこの溝に六角ボルトの角を合わせることによってハンドルの振り角度が30°あれば作業が可能になります。つまり通常のモンキーレンチやラチェットレンチで回すことができなかった狭所のボルトもこの製品を使用すれば回せるのです！

高所作業者や移動を伴う作業者の方には特にオススメ

ポイント1：持ち運び工具の簡素化

この製品１本で一定の幅のボルト（例えば品番：020101なら16～19mmまで）にインチサイズやミリサイズに関わらず対応しますので持ち運びの工具を大幅に削減できます。できるだけ荷物の負担や工具を取り出す手間を減らしたい高所作業者や、工事業者にとって腰袋を軽く出来たり、工具セットの中身を簡素化できることは負担の軽減に繋がりますね！

ポイント2：落下防止穴付き

最初にお見せした画像の通り、この製品には落下防止具を取り付ける穴が付いています。高所作業者にとっては工具を落とす心配がないので安心ですね！これから増々市場が拡大する洋上風力発電所の高所での点検、メンテナンス作業等にも使えそうですね！

ポイント3：先端形状

先端が丸くなっているのが分かります。これはなぜかというと自動調整でボルトを掴む際にボルトをスムーズにつかみやすくするためのワンポイントなのです。危険が伴う高所作業や、手短に終わらせたい出先での作業、なかなかボルトを掴めない！などの理由で手間取っている暇はありません。このちょっとした先端形状によってスムーズな作業を実現できます！

ラインナップはこちら

・品番：020099　Ｊｏｋｅｒ　ＸＳ　　（7-10mm）　※2021年9月入荷予定
・品番：020100　Ｊｏｋｅｒ　Ｓ　　　（10-13mm）
・品番：020103　Ｊｏｋｅｒ　Ｍ　　（13-16mm）　※2021年9月入荷予定
・品番：020101　Ｊｏｋｅｒ　Ｌ　　　（16-19mm）
・品番：020104　Ｊｏｋｅｒ　ＸＬ　　（19-24mm）　※2021年9月入荷予定
・品番：020102　Ｊｏｋｅｒ　ＸＸＬ　（24-32mm）