【GIACOMINI】ストレーナー内蔵ボールバルブ「R701シリーズ」で省スペース、省コストを!
2023.12.22
レビュー配管設備の省スペース化、不要なバルブを無くしスッキリした配管設備を!
設備の中や屋根裏、住宅、このような配管設備を見かけますね!今回は配管設備の省スペース化、また使用するバルブの少量化を実現するイタリアGIACOMINI(ジャコミニ社)のストレーナー内蔵ボールバルブ「R701シリーズ」をご紹介します!
・配管設備のコストを下げたい!
・配管設備をすっきりさせて作業効率を上げたい!
・省スペースに配管を設置する必要があり困っている!
このような方は是非最後までご覧ください。
・配管設備のコストを下げたい!
・配管設備をすっきりさせて作業効率を上げたい!
・省スペースに配管を設置する必要があり困っている!
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ストレーナーとは?
はじめにストレーナーについて簡単にご説明します。流体に異物が混入し、それが機器に入り込んで故障や稼働停止を起こしては大変です!これを防止するために流体の異物除去を目的として「濾し器」を配管に取り付けますがこの「濾し器」をストレーナーと呼びます。
この図のように配管に異物が混入してしまった場合に、ストレーナーを取り付けておくことで異物がそのまま流れて機器に侵入してしまうことを防止します。
ストレーナーを取り付けると
機器の故障や稼働停止を防止してくれる大事な「ストレーナー」ですが、配管に取り付けるためには上の図のように左右各1個ボールバルブが必要です。なぜ必要かと言うと、ストレーナーに溜まった異物を定期的に掃除するために左右のボールバルブを使用して流体の流れを一時的に止める必要があるためです。つまりストレーナーを取り付けるためには必ずセットでボールバルブが2個必要なのです!機器の故障を防止したければ、ストレーナーだけではなく、追加でボールバルブ2個、またそのスペース的な余裕が必要になるのです!
そこでこの煩わしさを解決するのが今回の商品です!
そこでこの煩わしさを解決するのが今回の商品です!
ストレーナー内蔵ボールバルブ「R701シリーズ」
なんてことはない通常のボールバルブに見えますが、このボールバルブにはストレーナーが内蔵されており、通常は「ボールバルブ+ストレーナー+ボールバルブ(合計3個)」が必要なところ、「ストレーナー内蔵ボールバルブ(1個のみ)」で済むのです!それでは気になる中身の構造をお見せします。
中の構造は
このようにストレーナー(濾し網)部分に穴が開いており、異物はきちんと下に溜まり、流体のみが流れて行く構造になっています。ここまではおそらく皆さんご想像の通りではないでしょうか。重要なポイントはこのバルブ一つだけで流体を一時的にストップしてストレーナーの掃除ができるかどうかです!
赤いハンドルを90°回すと
赤いハンドルを回すと、中のボールが回転し、流体をストップしてくれます!これによりストレーナー(濾し網)部分の流れは止まるので下の蓋を取り外し、濾し網を取り外して掃除することができます。
掃除方法は簡単
①T型ハンドルを回してバルブを閉じ、スパナでエンドキャップを緩める。
②エンドキャップを取り外し、フィルター(濾し網)を取り外す。
③流水で流してフィルターの汚れを取り除く。必要に応じてブラッシングする。
④穴の向きに気を付けてフィルターを戻して、エンドキャップを取り付ける。
⑤スパナでエンドキャップを締め付ける。(最大10Nm)
「ストレーナー内蔵ボールバルブ」を使用することにより、これ1個で異物の除去、除去した異物の清掃まで完結できます!
②エンドキャップを取り外し、フィルター(濾し網)を取り外す。
③流水で流してフィルターの汚れを取り除く。必要に応じてブラッシングする。
④穴の向きに気を付けてフィルターを戻して、エンドキャップを取り付ける。
⑤スパナでエンドキャップを締め付ける。(最大10Nm)
「ストレーナー内蔵ボールバルブ」を使用することにより、これ1個で異物の除去、除去した異物の清掃まで完結できます!
使用バルブ数とスペースの簡略化を実現!
必要なバルブの個数減少によるコストカット、省スペース化、また配管設備をスッキリさせることによるメンテナンス作業の効率化、定期的なフィルター清掃作業の簡素化、良いこと尽くしのこの「ストレーナー内蔵ボールバルブ」を是非皆さんの配管設備にご使用下さい!
GIACOMINI/ジャコミニ社とは
イタリアにて1951年創業のバルブメーカー。19か国の販売拠点を持ち、75か国に輸出するグローバルメーカー。材料の鍛造から製品加工まで一貫した自社生産システムを構築。世界中での実績を誇る高い技術力をもった製品開発だけでなく、今回紹介した「ストレーナー内蔵ボールバルブ」は他に同等品がなく、ユニークな特徴を持った製品の開発にも力を入れている。
▼ご紹介した商品の詳細はこちら
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ご不明な点は、下記「お問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。
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この記事を書いた人
Yuki Taguchi
ヨーロッパ及び中東地域を担当しています!
ドイツを中心にヨーロッパの高品質工具を開拓しています!